iH8sn0w氏、iPhone4S/iPad miniなどが永遠に脱獄可能になる脆弱性を発見!
2月2日のiH8sn0w氏のツイートによると、A5Xチップを搭載したデバイスに新たな脆弱性が発見されたようです。
Appleの修正できない脆弱性
この脆弱性はiOS7に含まれるバグを利用したものではなく、iBoot exploitと呼ばれる、iPhoneなどの本体内部に存在するセキュリティホールを利用するため、製品の出荷後にAppleは修正することができません。
本来、脱獄するために使われている脆弱性は、iOSのアップデートによって塞がれることが普通ですが、今回の脆弱性では、OSアップデートに関わらず、iPhone4SなどのA5/A5Xチップ搭載デバイスは、永遠に脱獄可能になります。
So looks like all my A5(X) devices are fully untethered and jailbroken for life now. 🙂
— iH8sn0w (@iH8sn0w) 2014, 2月 1
このタイプの脆弱性の発見は3年ぶり
このようなタイプの脆弱性は頻繁に発見されるものではなく、Geohot氏が発見した脆弱性を用いるLimeRa1n以来です。
LimeRa1nがリリースされたのは2010年10月ですから、実に3年もの間、このような脆弱性が発見されていなかったことになります。
早めに入手しておくとよいかも
Limera1n以降、iPhone3GSやiPhone4などはOSのアップデートが行われても常に脱獄可能な機種として、オークションなどでも高値が付けられていました。
iPhone4SなどのA5Xデバイスをまだ持っておらず、今後、安定したJailbreakを手に入れたい方は今のうちに入手しておくとよいかもしれません。
なお、A5Xチップを搭載したデバイスは以下です。
- iPad 2, iPad 3, iPad mini(初代)
- iPhone4S
- iPod Touch 第5世代
@__jailbreakersでは、今後もiOSデバイスの脆弱性の情報をいち早くお届けします!