LINEモバイルを1年使った私が考えるメリットとデメリット
2017/08/30
2016年3月から始まった「LINEモバイル」の先行申し込み。私(@__jailbreakers)は先行申し込みの段階から申し込み、早いもので1年以上LINEモバイルを使い続けたことになります。
このエントリーでは、1年間使ってみて分かってきたLINEモバイルのメリットやデメリットを中心に説明します。
そもそもLINEモバイルとは?
という基本的なところから始まり、
LINEモバイルのデメリット
LINEモバイルのメリット
を説明していきます。
@__jailbreakersでは、格安SIMとiPhoneを組み合わせて便利に使う方法などを紹介しています。フォローしておくと、最新の情報を受け取ることが出来ます。
目次
LINEモバイルのサービス内容
LINEモバイルは、コミュニケーションアプリで有名なLINEが提供するMVNOです。MVNOはドコモなどの回線を借り、独自のサービスを提供する事業者で、いわゆる格安SIMによるサービスを提供しています。
LINEモバイルはドコモから回線を借り受け、ユーザにLINEがより便利に、安く使えるようなサービスを展開しています。
例えば、LINEモバイルの「LINEフリープラン」を契約したユーザであれば、
- LINEによる通信料がカウントされない
さらに、「コミュニケーションフリープラン」を契約したユーザであれば、「LINEフリープラン」の機能に加え、
- LINE/Twitter/Facebook/Instagramの通信料をカウントしない
さらに、上位プランの「MUSIC+」のオプションを契約すれば、
- LINE MUSICでの通信料をカウントしない
といったように、LINEのサービスをより便利に使うためのカウントフリーが適用されます。
LINEモバイルはドコモ回線を使いますので、ソフトバンクやauなどで購入したiPhoneを使う場合にはSIMロック解除が必要です。
LINEモバイルの価格は?
LINEモバイルの価格は以下のようになっています。
データのみ | データ+SMS | データ+SMS+通話 | |
LINEフリー | 500円 | 620円 | 1200円 |
コミュニケーションフリー(3GB) | – | 1110円 | 1690円 |
MUSIC+のオプションは契約しているデータ容量によって変わります。以下のリストにLINEモバイルのMUSIC+オプションの料金をまとめます。
- 3GB: +700円
- 5GB: +500円
- 7GB: +400円
- 10GB: +300円
このように、契約しているデータ容量が大きいほど、MUSIC+オプションを付けるための追加費用が下がっていきます。
LINEモバイルのメリットはなに?
メリット1:やはりカウントフリーが強力
さて、LINEモバイルのメリットですが、1年間で一番大きかったのはLINEでの通話でもカウントフリーが適用されるという点です。
最近ではiPhoneなどの標準の通話機能を使うのではなく、LINEの「通話」機能を使うことが多いのではないでしょうか?
通話は音声をデータ通信しますから、音楽をダウンロードするのと同様に、それなりのデータ量を通信しなければなりません。音声通話であればまだ良いものの、ビデオ通話になると、YouTubeの動画を見続けるのと同じ状況ですから、数100MB-数GBのデータはすぐに使ってしまいます。
LINEモバイルであれば、音声通話、ビデオ通話どちらにもカウントフリーが適用されるため、「少ないデータ量のプランを契約しても使い切ることはあまりない」というメリットがあります。
私のiPhoneの場合、ほとんどのデータ通信がLINEとFacebookで行われていたため、「コミュニケーションフリー」を契約することで、3GBで契約しても十分足りるようになりました。
メリット2:電波が比較的安定
渡しの場合はb-mobileの格安SIMからの乗り換えでしたが、LINEモバイルはb-mobileに比べると電波が安定しているように思えます。
ラッシュ時間帯の東京都内で使っていてもストレスに感じることはありません。毎日使う携帯電話ですから、電波状況が安定しているのは大きなメリットだといえます。
メリット3:LINE経由でデータ残量確認などができる
「今月は少しデータ量を使いすぎているな。。。」と思ったときに、LINEモバイルだとLINEのアプリからすぐにデータ残量を確認することができます。
LINEモバイルを契約すると、LINEのトーク一覧にLINEモバイルとやり取りの出来るトークが出来上がり、そこからデータ残量の確認やデータプランの変更などを行うことができます。
他社のサービスでは、管理画面にWebからアクセスして、IDやパスワードを入力して、、、などのステップが必要かと思いますが、LINEモバイルはそのようなステップが一切なくすぐに「データ残量確認」のボタンを押すだけですぐに確認できます。
契約プランの変更などもこの画面から出来るようになっており、手続きの煩雑さは一切ありません。
メリット4:LINEポイントが貯まる
月々の利用金額の1%がLINEポイントとして還元されます。このポイントはスタンプなどの購入費用として使うことができます。
最近ではLINEショッピングなども登場しており、LINEポイントの使い道が増え続けています。
メリット5:LINEの年齢確認認証が使える
他社の格安SIMを使う場合、LINEの年齢確認認証が出来ず、ID検索に引っかからないという問題があります。
LINEモバイルを使うと、年齢認証をすることが出来ますので、お使いのLINE IDを検索結果に表示することが出来ます。
知り合った人とIDを交換する際に、少し不便だったのでLINEモバイルに乗り換えて正解だったと感じています。
LINEモバイルのデメリットは?
これまでリットを述べてきたので、最後にデメリットについて少し説明します。
LINEモバイルは友達同士で余った容量を分け合える機能を提供しています。現状では、おそらく想定よりも加入者数が増えていないのか、分け合える機能を使えたことがありません。
これがデメリットといえるのか分かりませんが、、、笑
また、他社の格安SIMによくある「かけ放題」系のサービスが無いことがデメリットでした。しかし、2017年6月20日から、「10分電話かけ放題オプション」が始まり、LINEモバイルもついにかけ放題のサービスを開始しました。
もともとLINEアプリを使った通話は通信料にカウントされませんので、このプランを契約する意味のある方は電話アプリでの通話を多く使う方に限られそうです。
また、LINEモバイルでは「いつでも電話」というiOS向けのアプリを提供しており、こちらを使うと通常20円/30秒かかる通話料を10円/30秒と半額にすることが出来ます。
アプリを使って通話するだけで固定電話や他の携帯電話への通話が半額になるので、現在お使いの電話アプリはこちらに置き換えたほうが良さそうです。
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LINEのヘビーユーザーの私としては契約してお得に使えているなぁ、というのが正直な感想です。
LINEでの通話が多い方はぜひ契約を検討してみてはいかがでしょうか?